センター南駅周辺のおすすめ塾は?おすすめを3つ紹介
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多くの学習塾で行われている保護者面談。はじめて子どもを塾に通わせる親御さんにとっては、どう臨めば良いか分からず不安になることもあるでしょう。
本記事では、塾の保護者面談に関する基礎知識、保護者が準備すべきことや心構えについて解説します。
塾の保護者面談とは、その名の通り塾と保護者との間で行われる面談です。子どもの成績向上や志望校合格に向け、学習指導の進捗状況や成績、進路について話し合いの場を持ち、今後の学習方針をすり合わせる目的があります。
子どもの成績や目標は変化し続けるものです。特に、志望校や偏差値といった大きな目標が変化したとき、子どもと保護者、塾との認識にズレが生じる場合があります。お互いの認識がズレたまま学習を進めても、思ったような結果は得られません。
子どもの考えと保護者の意向、塾側の認識を定期的に話し合い、意見を交わすことで効果的な学習指導ができるようになります。
保護者面談のタイミングは、入塾時や定期面談、非定期の面談など複数あります。
定期面談の場合、年に数回行われます。通っている塾にもよりますが、特に学校の三者懇談後や通知表を見られる学期末に行われるケースが多いようです。受験を控えた学年の場合、志望校を決定する時期のほか、出願前にも行われます。塾によっては、保護者からの申し出によって、随時面談を受け付けてくれるところもあります。
保護者面談の時間は塾によってさまざまですが、30分~1時間が目安です。限られた時間を有効に使い、充実した時間にするためには、事前準備をしっかりと行うことが大切です。質問したいことがあれば、聞き忘れないようメモを用意しておきましょう。
塾の保護者面談では、服装に特に決まりはありません。カジュアルな服装で面談にのぞむ保護者も多くいます。もちろん、フォーマルな服装でもOKです。
まず共有されるのが、子どもの塾での学習の様子です。塾の宿題に真面目に取り組んでいるか、どのような態度で勉強しているかを把握できます。ときには、他の生徒との関係について共有されることもあるでしょう。普段は見えない塾での様子を詳しく知れるので、保護者の安心にもつながります。
入塾してから受けた模擬試験の結果や成績の推移も面接で話される内容のひとつです。入塾してはじめての保護者面談の場合、入塾から現在までの成績の推移が、2回目意向なら前回の面談から今回の面談までの推移が共有されます。
模擬試験の結果や成績の推移を確認したうえで、今後の方針について話し合います。
中学受験や高校受験など受験を目的に通っている塾の場合、現在の成績と志望校との差を比較して、合格に向けて今後どのように学習に取り組めば良いかが話されます。
同時に、志望校に関する進路相談を受け付けている塾も多くあります。志望校の偏差値やパンフレットだけでは、そもそもこの学校が子どもに合っているかを判断するのは難しいものです。
普段から受験指導をしている塾の講師であれば、校風や学習カリキュラムについて詳しいことが多く、適切なアドバイスを得られるでしょう。
塾の保護者面談を有意義に過ごすために、以下を準備しておくことをおすすめします。
塾の保護者面談の際には、必ず学校の通知表やテストの結果を持参しましょう。成績に関する情報が多いほど塾側がどう学習指導すれば良いかの指針になりますし、成績向上のための対策を練るのに役立ちます。
点数が悪いテストの場合、子どもが塾へ持っていくのを嫌がるかもしれません。
しかし、塾での学習効果を高めるためにも、可能な限りすべてのテスト結果と通知表を持っていくことをおすすめします。
保護者面談の当日に聞きたいと思っていることは、事前に細かくメモしておきましょう。メモにまとめておくと、大切なことの聞き漏れや伝え忘れが起こりません。
質問がしっかり頭に入っているつもりでも、会話をしているうちについ聞くのを忘れてしまうことがよくあります。他の話に時間を割いてしまい、結局肝心なところを質問できずに終わってしまうことも…。話が脱線せず面談をスムーズに進めるためにも、メモとして見える形にしておくのがおすすめです。
塾の保護者面談は、子どもの様子や成績の状況、進路について把握し、塾と意見を交わすことができます。子どもの成長のための前向きな話し合いの場なので、ぜひ最大限に活用しましょう。
要望があれば面談の機会にしっかり伝えることで、塾側も意向に沿った指導がしやすくなります。とは言え、学習塾はあくまで子どもの学習をサポートしてくれるところです。通わせている間も塾に任せっきりにせず、保護者の責任意識を持つことも忘れないようにしましょう。
保護者が家庭でできるサポートなどのアドバイスも受けられるため、ぜひ積極的に質問してみてはいかがでしょうか。