センター南駅周辺のおすすめ塾は?おすすめを3つ紹介
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中学受験合格を目指す子どもの塾を探す際、近くの個人塾を選ぶか、少し遠くても有名塾に通わせるか悩む人も多いのではないでしょうか。このページでは、近い塾と遠い塾それぞれの魅力や選び方、考え方などをまとめています。
子どもを近い塾に通わせたほうがいい理由には、一人でも通える、通塾に時間をかけなくていいなどが挙げられます。
近い塾であれば、子ども一人でも通うことが可能です。具体的に、自宅からの距離が近い場合、学校の友達も同じ塾に通っている可能性が高く、通塾意欲の向上につながります。
また、塾が近ければ、道を覚えるのが苦手な子でも短期間で登塾ルートを覚えられ、低学年でも体力の消耗が少なくて済むので通いやすいでしょう。授業中に集中力が切れてしまったなどのデメリットを回避できるなども、近くの塾に通わせる魅力です。
近くの塾は遠くの塾と比較して移動時間が短いため、そのぶんの時間を勉強に充てられるのがポイントです。例えば、往復30分の塾に通った場合、1年間にかかる移動時間は150時間程度になります。一方で、近くの塾であればそこまで移動時間がかからないため、遠い塾へ通っている人よりも多くの時間を勉強に使えるでしょう。
また、遠い塾に通う人は、学校が終わってすぐに塾へ行くケースがほとんどです。その反面、近くの塾であれば、一度帰宅してからでも通えます。
遠くの塾へ通う場合、子ども本人だけでなく親や家族にも負担がかかってしまいます。いくら大手の有名塾であっても、毎週1時間かけて通わなければならないとなると帰宅時間も遅くなります。長期間通うとなると送迎をする保護者にも身体的・時間的負担がかかってしまうでしょう。
逆に、近くの塾であればそもそも送迎の必要がないため、保護者は塾の時間を気にせず家事や仕事、ほかの子どものお世話に専念できます。
ほとんどの塾は、在籍生徒数の多い学校や近くにある学校を対象に、カリキュラムを組んでいます。なぜなら、授業の進み具合は学校によって異なるからです。そのため、学習塾ではボリュームゾーンになりやすい最寄りの学校に合わせた対策を実施し、授業進度に沿った講習を行っています。
特に、公立の学校は学区制の影響を受けやすく、近い塾に同じ学校の生徒が集中する傾向が高いです。学校に合ったテスト対策を学ぶのであれば、近くの塾を選ぶのが賢明でしょう。
移動距離が長いほど、事故をはじめとしたトラブルに遭遇する可能性が高まります。特に、学校が終わってそのまま登塾する場合、帰宅ラッシュのタイミングと重なるため、「塾に間に合わないかもしれない」と急いで移動することで大切なお子さんの命が危険にさらされてしまうことも考えられます。
移動距離が短い塾の場合は、交通事故や誘拐といったリスクを低減可能です。保護者も安心して子どもを塾へ送り出せるでしょう。
ひとことで「近くの塾」といっても、出発地は学校と自宅の2通りが存在します。自宅と学校のどちらから近い塾がいいのかは、通塾のパターンによって異なるでしょう。
具体的に、平日に塾へ通う場合は、学校から近いほうが部活帰りでも余裕を持って移動できます。反対に、休日に塾へ通うという場合は、自宅から近い塾を選んでください。また、どちらの場合も通塾中のトラブルを低減するために、自宅と学校の通学路上または通学路周辺の塾をセレクトするのがおすすめです。
近い塾に魅力があるように、遠い塾にも魅力は存在します。特に、知り合いのいない塾に通いたい場合や難関校の受験対策を希望する場合は、遠い塾が向いているでしょう。
自宅や学校から近い塾には、クラスメイトや先輩後輩、近所の知り合いなども在籍している可能性が高いです。「知っている人と会いたくない」という子にとって通学意欲を下げる原因となってしまうため、このような場合は移動時間がかかっても自宅や学校から遠い塾をセレクトするといいでしょう。
塾に通うのは成績アップや志望校合格が目的のため、友だちや知り合いと会うのが目的の妨げになる場合は、回避する目的で通うわせるのもひとつです。
中学受験で難関校合格を志す場合は、近くの塾だけでなく大手の有名校も選択肢に入れるのが賢明です。いくら通塾時間が短くても、実績が少なければ元も子もありません。逆に、少しくらい移動距離が長くても実績豊富な塾であれば、通って損はないでしょう。
大手の有名塾は、出題傾向を分析するなど、受験対策に役立つ情報を豊富に持っています。また、中学受験のみならず高校受験や大学受験のコースを用意しているケースも多いため、通い慣れた塾で長期的にサポートを受けられるのも魅力的。このように、距離よりも目的に合わせて塾を選ぶのが大切です。
遠い塾に通うのであれば、移動手段に合わせて効率的に学習するのが重要です。自転車で通塾する場合、スマホを使用した学習は危険なのでできません。あくまでも安全に塾へたどり着くために、暗記した化学式や公式、英単語などを頭の中で反復して記憶を定着されるのがおすすめです。
また、自家用車や公共交通機関を利用する場合、単語アプリや参考書を読んだりリスニング音声を聞くのが良いでしょう。車内の込み具合をみて、適した学習方法を採用してください。
これから子どもを塾に通わせようと思っている場合、まずは近くの塾へ行くのがおすすめです。移動距離が短いほうが、子どもにとっても保護者にとっても負担を最小限に抑えられます。とはいえ、遠くの塾も「志望校の合格率が高い」「知り合いと会いにくい」などのメリットがあるので、目的に合わせて選ぶのも良いでしょう。
もしも遠い塾に通う場合、単語帳やリスニング音声などを利用すれば、移動時間を無駄にする心配がありません。