センター南駅周辺のおすすめ塾は?おすすめを3つ紹介
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ここでは、転塾の見極めポイントについて解説しています。
転塾の見極めるためのポイントは「授業についていけるか」をチェックしてみてください。
集団塾の場合、授業についていけない塾に通い続ける意味は無いといっても過言ではありません。大手進学塾は、授業の難度が高いだけでなく、授業のスピード、宿題の量、なども違います。何とかこなしているような状態は生徒に負担が大きく、たとえ学力的にはキープできていても、他の部分で齟齬が生じやすくなります。
ついていくのが厳しいと分かった時点で転塾しても構いません。
情報量の多い授業や厳しいカリキュラムをこなさなくても、ゆったりとした塾で中学受験をすることもできるのです。
子どものやる気に注目して「モチベーションが下がっている時」というのも、転塾のタイミングです。
塾に通うメリットのひとつに、「子どもの勉強のモチベーションを上げること」が挙げられます。塾に通うことで子どものモチベーションが下がり、成績が落ちているという場合は、転塾したほうが良いと言えます。
やる気を理由に転塾するなら、「子供の勉強のモチベーションを上げるのは塾の仕事だ(先生の指導力次第だ)」と考えている塾や先生を選ぶようにしてくださいね。
塾で勉強を受ける場合、塾長や授業担当の先生と合わないことがあります。
その理由は、個人によりさまざまですが、塾のレベルや授業のスピードが合わなくて自己肯定感が下がったことで成績が伸びないことにつながるケースもあります。難関校に強い塾で成績が伸びない場合、中堅校に強い塾に転塾するのも一つの手段。転塾をすることで、自己肯定感を取り戻すと本来の実力を発揮できる可能性があります。
塾に通っていて、答えを丸写しするといった良くない行動をすることがあります。その場合は、保護者の方にとってもショックだったり、子どもを叱ったりするかと思いますが、どうしてそのような行動をとったのか考えてみることが大切です。基本的には単にめんどくさかったという場合が多いのですが、丸が付いていないと先生に怒られることが怖くてやってしまっていた場合もあります。
子ども自身から周囲へのSOSの場合もあるので、いつもならしない行動をとったときは注意しましょう。
塾に通い始めて3ヶ月~6ヶ月で成績や点数に変化が出てくることが多いです。そのため、基本的には6ヶ月間は様子を見る期間として考えておきましょう。もしも、6か月経過しても変化がなければ、転塾を検討してみましょう。
お子さんが受験を控える学年だった場合、転塾はリスクやデメリットが多いのでお勧めできません。必ずしも相性が合うとは限らないので、入試直前ではギャンブルに近い状態になります。新しい環境・人間関係・テキストに変わって勉強を進めるのは精神的にも負担ですので、特に夏休み以降に転塾はしない方が良いでしょう。
転塾を決めた後、親が気を付けるべき点もお伝えしていきます。子どもがやる気を持って勉強に励んでくれるよう、しっかりサポートしたいですね。
ベストな転塾のタイミングは、4・5年生の夏期講習前です。
大手進学塾のカリキュラムは塾によって異なるため、長く通ってからの転塾は単元が抜けてしまうリスクがあります。しかし、カリキュラムにあまり差がない4年生の段階での転塾なら、まだ間に合います。また、4年生の夏期講習はこれまでの内容の復習がメインなので、4年生のうちに転塾するのがちょうどいいタイミングだと言えます。
ですが、実際に家庭が転塾を考えるようになるのは、勉強がさらに難しくなる5年生になってからの方が多いと思います。5年生での転塾も、やはり夏期講習前がベストでしょう。
6年生で転塾する子は、前の塾で強い敗北感や劣等感を感じていることが多いです。このような感情をを拭いきれるかどうかは、塾の先生の力量によるところがとても大きいです。先生が子どものモチベーションを上げることができれば、今まで以上に前向きな学習態度に変わっていきます。
子どもが感じていた劣等感を解消するために親ができることは、わが子に正面からぶつかってくれる先生がいる塾を探すことですね。
塾に通い始めてから、子どもの学習している様子がどうだったのかを考えてみましょう。もし、宿題をやっていなかったり授業をあまり聞いていなかったりしている様子だった場合は、子ども側にも問題があることになるので塾を変えてもうまくいかない可能性があります。転塾にもリスクがあるので、今の塾で勉強を頑張れるように一緒に塾の宿題や復習を保護者の方も一緒にしたり志望校のパンフレット集めをしたりして、サポートをしましょう。
中堅校を得意としている塾で上位にいる場合、さらに難関校に強い塾へ転塾を検討する場合もあると思います。塾ごとに○○中に強いという強みを持っている塾がありますが、難関校にスムーズに合格する子はどの塾に行っても受かる素養があることが多いです。そのため、難関校に強い塾ではなくて勉強している子が合格できる傾向があるので、転塾よりもその塾で最善を尽くすのがおすすめです。
塾による特徴はありますが、子どもがストレスを感じていることに気づいたら、まずは子どもの話を聞き、解決することが大切です。
子どもの成績は、塾のカリキュラムの良さで上がるとは限りません。その子自身がどれだけ意欲を持って取り組めたかで決まるものです。
本人にとって、最適な勉強の環境を与えることが重要になってきます。良かれと思って安易に転塾を決めてしまうのではなく、転塾するかどうかは子どもとよく話し合ったうえで決めるといいでしょう。