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小学生の子供がゲームに夢中で勉強時間が確保できないと悩む保護者の方は多いのではないでしょうか。「宿題を後回しにしてゲームばかりしている」「何度注意してもやめない」など、日々の声掛けに疲れてしまうこともあるかもしれません。ゲーム自体は悪いものではありませんが、過度なプレイが学業に影響を与えないか心配になるのは当然です。
この記事では統計データや心理学の視点をもとに、小学生のゲーム時間の目安と学力を守るためのルール作りのポイントを解説します。
文部科学省の「令和6年度 全国学力・学習状況調査」における児童生徒質問紙調査のクロス集計データによると、「普段(月曜日から金曜日)、1日当たりどれくらいの時間、テレビゲーム(コンピュータゲーム、携帯式のゲーム、携帯電話やスマートフォンを使ったゲームも含む)をしますか」という質問に対し、ゲームの時間が長くなるほど算数・国語の平均正答率が低くなる傾向が見られます。特に「2時間以上、3時間未満」の層から、平均正答率の低下が顕著に現れています。
1時間以上2時間未満の利用であれば、平均正答率への影響は比較的小さいようです。しかし、2時間を超えると明確な差が表れるため、この時間を家庭内ルールの目安(ボーダーライン)に設定するのが望ましいでしょう。
※参照元:文部科学省「令和6年度 全国学力・学習状況調査(PDF)」(https://www.nier.go.jp/24chousakekkahoukoku/report/data/24summary.pdf)
家庭でゲーム時間のルールを設ける際に、この2時間という数字を基準にすることがおすすめです。小学生のうちからゲームとの付き合い方を親子で話し合い、遊ぶ時間の目安を共有しておくことが学力を守る第一歩になります。
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子供がゲームにハマる背景には、いくつかの心理的な理由が考えられます。 まず、ゲームには短時間で達成感を得られる仕組みが凝縮されています。ステージクリアやランク上昇といった「報酬」が即座に得られる点は、成果が見えにくい勉強と比べて、子供を強く引きつける大きな要因です。
また、自身のスキル向上を実感できることも重要です。「自分の力で攻略できた」という成功体験が「有能感」を高め、さらなる没頭を生み出します。 このように、ゲームは子供にとって「達成感」や「自信」を得る大切な場所にもなっています。そのため、没頭する姿をただ「悪いもの」と否定するのではなく、まずは子供の心理的な欲求を理解しようと努めること。その歩み寄りこそが、納得感のあるルール作りへの大切な土台となります。
人には誰かに押し付けられた決まりよりも、自分で納得して決めたことを責任持って守ろうとする性質があります。 なので、親が一方的にルールを言い渡すのではなく「子供自身をルール作りに参加させる」ことが重要です。「これは自分で決めた約束だ」という納得感が、無理強いしなくても自分からルールを守ろうとする強い意欲につながります。 具体的なコツは、ゲームを「やるべきことを頑張った後のお楽しみ(ご褒美)」として位置づけることです。「宿題を終えたら30分OK」など、1日のスケジュールの中にゲーム時間を自然に組み込んでみましょう。
もしルール違反があったとしても怒る必要はありません。事前に「約束を破ったら明日はなし」などのペナルティも決めておき、その結果を淡々と伝えることが、子供の自立を促す近道となります。
決めたルールをしっかり守れるようにサポートするには、親からの「声掛け」も重要になります。日々のやり取りでは、以下の3つを意識してみてください。
ゲームへの没頭は「好きなことに熱中できる力」の裏返しでもあります。「2時間の壁」を意識しつつ子供の気持ちに寄り添いながら親子でルールを作ることが、ゲームと勉強を両立させる近道です。まずはご家庭で話し合いの場を設けてみてはいかがでしょうか。