センター南駅周辺のおすすめ塾は?おすすめを3つ紹介
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子どものクラスメイトや近所で同じ年頃の子どもが塾に通い始めると、「うちもそろそろ塾に通わせた方がよいのでは」と考える親御さんは少なくありません。しかし、塾に通わせはじめる適切な時期は、目的や子どもの個性によって異なります。この記事では塾に通う小学生の割合や、目的に応じて小学生をいつから塾に通わせるべきかについてご紹介します。
文部科学省が公表した「子どもの学校外での学習活動に関する実態調査報告(平成20年8月)」の調査によると、小学生全体で、学校外で何らかの学習活動を行っている子どもは、81.6%(平成19年11月調査)。このうち、25.9%が学習塾に通っているという結果が出ています。
さらに、文部科学省が公表した「平成30年度子供の学習費調査」の「学年別補助学習費」によると、公立・私立の小学校ともに、他の年次と比較すると4年生から5年生にかけて大きく学習塾費が増えています。
とくに、公立の小学校では、4年生時が47,773円であるのに対し、5年生時では84,579円と1.5倍以上に学習塾費が増加。このことから、4、5年生の頃から塾に通い始める子どもが多いと推測されます。
塾に通い始めるのによいタイミングは明確に決まっているわけではありませんが、目的によっては適切な時期があります。
普段から決まった時間に勉強する習慣を身につけさせたい場合、塾に通わせるタイミングはいつでもかまいません。早い時期に通わせ始めたほうが、幼いころから学習習慣が身につけられるので、メリットが大きいといえるでしょう。
中学受験を希望する場合は、3年生の2月頃に通い始めるのが一般的です。中高一貫校を受験する中学受験では、小学校の学習内容よりも高度な内容を学び覚える必要があり、近年は競争も激化しているため、一般的な入塾時期よりも早い時期に入塾させて準備するのがおすすめです。
テストの点数が下がり始めたときに、「学校と自宅だけでの学習では限界がある」「子どもに勉強を教えようと思うが教え方がわからない」「そもそも子どもが学習内容のどこでつまずいているか不明」などと感じる場合は、入塾を検討するのも一つの手です。
前項で紹介したように、4、5年生の頃から塾に通い始める子どもは増えてきます。これは、3年生時と比較すると、学習内容が一気に難しくなることが原因として考えられます。国語では文章量や新しく使用される漢字も増え、算数では小数・分数の計算、平面・立体図形、グラフ、面積など複合的な思考が要求される、つまずきやすい内容が増えてきます。
入塾することでプロの講師により、子どもが学習内容でつまずいている箇所を洗い出してもらえたり、繰り返しわかりやすく教えてもらえたりすることで、子どもの苦手意識をなくす効果が期待できます。
子ども自身が興味をもっている分野で専門的なスキルや知識を伸ばしてやりたいと思った時は、専門的な講座を開講している塾やスクールに通わせてみるのもいいでしょう。子どもが強い興味を示しているときが、入塾のよいタイミングなので、通わせ始めるのはいつでもかまいません。
塾やスクールが開講している講座で学べる内容は、バイオリン・ピアノ・フルートなどの楽器演奏、サッカーや水泳などのスポーツ、プログラミングやPCの組み立て、絵画制作、英会話、株式投資、プレゼンテーション能力やディベート能力を磨くものなど、さまざまなものがあります。
専門の資格をもった先生についてこれらを学ぶことで、好きなことや得意なことが伸ばせたり、将来役立つ知識やスキルが得られたり、柔軟な思考ができるようになったりと、学校の学習内容とは直接関係ないものの多くのメリットがあります。