センター南駅周辺のおすすめ塾は?おすすめを3つ紹介
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このページでは、塾に通っている小学生のお子さんがいる方に向けて、役立つ情報を紹介しています。「現在子どもが通っている塾が、本人にはあまり合っていないような気がする」「本人が、今の塾が合わないと言っている」というような悩みを持っている方は、対処方法や問題の原因、そして今後どのように対応していくべきか、といった点を考えるための参考にしていただければと思います。
現在通っている塾に関して、お子さん自身がどういった思いを持っているのか、という点について、まずはよく話を聞いてみることが大切です。合わないと感じているようなのであれば、そう感じるわけを理解するために、塾の様子などをたずねてみることをおすすめします。また、ノートの取り方やテスト結果などからも、何かしらのヒントを得られるかもしれません。
お子さんの言葉を否定したりせずに受け止め、また、頭から「今の塾は合っていない」と決めつけたりすることのないよう注意することが重要です。
お子さんの話を聞いたら、次に、塾側の話も聞いてみるようにしましょう。お子さんの話からは聞けなかったような学習環境や別の角度からみた塾での様子、そして勉強に対する取り組み姿勢などが見えてくる可能性があるからです。また、「塾が合っているかどうかがよく分からない」という思いについて、この段階で一度塾に伝えてみるのもよいでしょう。
お子さんご本人と塾の双方から話を聞いた上で、学校にも話を聞いてみると、より深くお子さんの思いを理解しやすくなる場合があります。
たとえば、お子さん自らが「今の塾が自分に合わない」と言っている場合、その主な原因が、友人関係などにある可能性も否定できないからです。学校で悩んでいる友人関係が、そのまま塾でも同じ状況になっているケースも珍しくありません。しかも、塾の方が学校よりも1クラスあたりの人数が少ない場合、友人関係のストレスはさらに大きくなりがちです。
先生との相性があまりよくない場合、それが「塾が合わない」という思いを生む原因となっていることがあります。「説明がわかりにくい」「話し方の癖が気になる」など理由はさまざま考えられますが、いずれにしても相性が良くないと、授業内容を理解しにくくなるものです。
あるいは、叱られたり怒られたりした経験がある場合も、何となく萎縮してしまい、理解力が低下する可能性を否定できません。また、体験授業のとは違う先生が担当になってしまい「思っていた授業と違う」という理由でやる気をなくしてしまう場合もあるでしょう。
塾のクラスにいる友人との関係があまり良くない場合も、塾が合わないと思ってしまう主な原因のひとつとしてあげられます。また、学校の近所にある塾の場合は特に、学校の友達が多く通っていることが珍しくありません。そのため、ついつい遊んだりふざけたりしてしまい、勉強がおろそかになりがち、というパターンも考えられます。
また、個別指導であれば問題ありませんが、集団指導の塾の場合、途中から塾に通いはじめると、うまくクラスになじめないことも。あるいは、授業中に大声で話すような子どもがいる場合などは、まじめに勉強できる環境が整っていないことも考えられます。
授業形態がしっくりきていないことも、塾が合わないと感じるきっかけになり得る原因のひとつです。主に、塾には個別授業・少人数授業・集団授業のほか、オンライン授業などの形態があります。
たとえば、個別授業では、それぞれの生徒のレベルやペースに合わせた指導が行われるので、難易度設定においては問題ないでしょう。けれども、マンツーマンですから、先生との相性が悪い場合には大きなストレスとなってしまいます。
逆に、集団授業では、ライバル達と切磋琢磨していけるというメリットを得られる一方、「難しすぎてついていけない」「簡単すぎて退屈」などの不満を感じてしまう場合も少なくありません。
集団授業は、上述のとおり、授業が進むペースや難易度が自分に合っていないと生徒が感じやすい形態だといえます。このことは、少人数制でもあてはまる場合があるので、注意が必要です。せっかく塾に通って勉強しているのに、効率的に勉強できている気がしないとなると、どうしても「塾との相性が悪いのではないか」という思いが強くなります。
指導方法との相性が悪いという可能性も排除できません。たとえば、生徒が予習してくることを前提とした指導方法を採用している塾であれば、生徒が理解できない部分だけをピックアップし、解説する形になります。ですので、例えば部活などに力を注いでいて、あまり予習をするゆとりのない生徒にとっては、こういった指導方法は適しているとはいえないでしょう。
また「校風」も塾によってさまざまです。規律のもと勉強に励む校風を大切にしている塾もあれば、アットホームな雰囲気の中で学べるようにしている塾もあります。お子さんに合わない校風の塾を選んでしまうと、塾を苦痛に感じてしまう原因になりかねません。
先生との相性があまりよくないようであれば、担当の先生を変更できないかどうか、正直な思いを塾に伝えることをおすすめします。
もちろん、現在の先生に直接相談するのは気まずいですし、関係の悪化につながるようなことは避けたいところです。ですので、塾の校舎長や事務担当者などにまずは問い合わせてみることを、ひとつの方法として検討してみるとよいでしょう。
授業が進むスピードや難易度がお子さんに合っていない場合は、コースやクラスを変更することで問題の解決につながります。
とはいえ、例えばお子さんの性格から「自分よりも勉強ができる友達に囲まれていた方がやる気がでる」と判断できるときなどは、難易度の多少のズレを無理に調整しない方が良いこともあるでしょう。ですから「どのような環境で勉強していきたいか」ということを総合的に考えることも大切です。
授業の形態が合っていないと思われる場合には、集団授業・少人数授業・個別授業・オンライン授業などのうち、よりお子さんに適しているものに変更すれば、問題解決へとつなげることが可能です。急な変更に不安を覚えるようであれば、「お試し」という形で一度体験させてもえないか、塾に相談してみることをおすすめします。
やや思い切った対策になってしまいますが、塾自体を変えてみるのも、ひとつの方法です。上述のように、担当の先生の変更や選択コースの変更、授業形態の変更などを試しても塾との相性が改善されないような場合には、他の塾を試してみることで「塾が合わない」という問題の改善をはかっていくことをおすすめします。
お子さんが現在通っている塾が合わない場合には、お子さん自身・塾・学校の3者からそれぞれ話を聞くことで、できるだけ客観的に問題を把握することが大切です。そのうえで、何が塾との相性の悪さの原因になっているのかを考えていきましょう。原因によって、講じるべき対策や改善方法は変わってきます。
塾を変更することで問題解決をはかりたい場合には、こちらのサイトでも塾を紹介していますので、お子さんに合う塾をみつけるためのヒントとしてぜひお役立てください。