センター南駅周辺のおすすめ塾は?おすすめを3つ紹介
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塾の中には、講師から授業を受ける場所以外にも、生徒自ら学習するための「自習室」が設けられているケースが多々あります。塾選びの際に、自習室の有無は考慮に入れるべきか迷う方もいるでしょう。このページでは自習室を利用するメリット・デメリットや自習室が向いている子の特徴などを紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
多くの塾では「自習室」と呼ばれるスペースを設けており、基本的には塾に通う生徒たちが授業の前後や休みの日など好きなタイミングで勉強できる場所です。自主学習がメインですが、中には講師が常駐し講師に質問できる、プリント類が自由に使えるなどの特色豊かなスペースとなっている塾もあります。多くの塾は自習室が無料で利用でき、使用時間も開校時間と同じところがほとんど。そのため開校時間外は使用できない場合もあると覚えておくとよいでしょう。
自習室の維持・管理のための費用は基本的に塾に通う生徒の月謝で賄われていますが、塾によっては定期テスト前などの期間だけ限定で一般の生徒にも自習室の利用が可能な場合もあります。塾の公式サイトなどで情報を定期的にチェックしていれば、自習室の開放状況などの情報も入手可能です。
塾の自習室は勉強をするためのスペースなので、学習に集中できるよう無駄なものは一切置いていません。誘惑になるものがないという点は、自習室の最大のメリットでしょう。名言や格言が記載した掲示物・鉛筆を走らせる音・ページをめくる音などによって自然と学習へのモチベーションもアップできます。
学習を進めていくときに分からないことも出てくるでしょう。自習室に講師が常駐している塾であれば、すぐに質問ができるため勉強効率アップにもつながります。自習室に講師がいない場合でも塾にいる手の空いている講師が丁寧に指導してくれます。
実際に通っている塾になるため、生徒の学習レベルなどは塾側が把握しています。学習状況に応じた手厚いサポートも期待できるでしょう。たとえば学習の進捗状況に応じて、プリントなどがもらえる塾もあります。
自習室を利用している生徒の多くは、勉強への意欲が高い子ばかりです。周囲が頑張っている状況を直に感じることで、自分自身を奮い立たせることができるでしょう。仲間と切磋琢磨しながら、学習ができる環境となっています。塾によっては勉強量やテスト成績などをグラフ化して張り出し、生徒の競争心を高める工夫をしているケースも。
切磋琢磨し合う仲間ではあるものの、状況によっては友達との話が弾んでしまうというデメリットもあります。塾の中には自習室に講師が常駐していないため生徒だけの空間となり、うるさすぎるケースも。どんな自習室環境になっているかどうかは、体験授業などのときにチェックしてみると良いでしょう。
塾に設けてある自習室は、塾に通う生徒のための空間です。そのため利用条件として塾に通学する必要があり、塾の授業料などの費用がかかります。どのくらいの費用が掛かるかは塾によって異なるので、必ず費用面について確認しておきましょう。
自習に向いている場所は学校があるでしょう。基本的には下校の時刻まで教室内や図書室などで学習ができ、先生がいれば質問もできます。学校で学習するメリットは無料という点と、なによりも通いなれた場所という安心感です。ただ決められた時刻までに出なければならず、部活の声が騒がしく集中できない可能性も。
自習する場所として利用する生徒が多い場所として、図書館もあります。非常に静かな空間であり、広い机も用意されているため学習もしやすい環境と言えるでしょう。無料で使えるというメリットもありますが、閉館時間が早いケースが多いので遅くまで勉強したい方には不向きです。
1回・週・月ごとに決められた費用を支払って利用できる有料自習室もあります。学生だけでなく社会人からも人気が高く、Wi-Fiやロッカーなどの設備が整っているケースも。ただ1か月9千円~1万5千円ほどかかり、講師もいないため質問もしにくいというマイナスもあるので注意しましょう。
最も親しんだ勉強場所と言えば「自宅」でしょう。わざわざ勉強道具を持参して、別の場所に移動する手間もかかりません。ただ自宅だと誘惑も多く、集中できない方には自宅学習は不向きと言えます。
塾の自習室が向いている子は、自宅だと勉強に集中できない子でしょう。たとえばゲームなどに誘惑されてしまい、やるべき課題が全く終わっていないケースだと自宅学習で集中できていない証拠です。また弟や妹が騒がしいなど家庭の状況で集中できない自宅環境の場合も、塾の自習室を検討した方が良いかもしれません。
自宅学習の場合、学習を進めている中で疑問が発生してもスグに解決するのは難しいでしょう。どうしても疑問が気になり集中できない子やスグに解決したいと考える子の場合は塾の自習室がおすすめです。
周囲の仲間が頑張っている姿が刺激となり、その姿を見て自分のモチベーションにつながるというタイプの子であれば塾の自習室が向いています。塾には同じ目標に向かって頑張っている子だけでなく、先輩の姿も見ることができ良い刺激がもらえるでしょう。
自習室を利用するメリットは、気軽に質問ができるという点です。分からないことを気兼ねなく質問ができ、しっかりと疑問点を解消できます。講師が忙しいタイミングでも他の講師が教えてくれる、別の時間で対応してくれるなど柔軟に対処してくれるでしょう。納得できるまで質問することで、分からない要因を根本的に克服できる可能性もあり、自分自身のスキルアップが図れます。どこが苦手なのか、分かっていないのかを明確にする意識を持つようにしましょう。
そもそも自習室は何の目的で利用するのでしょうか。何の課題意識もなく利用したとしても、ボーと無駄な時間を過ごすだけになってしまう恐れもあります。また私語が多ければ、ほかの生徒の迷惑になるかもしれません。まずは目的に応じて利用計画を立て、自習室を利用することが大切です。
自習室は勉強をするための空間ですが、何時間も集中して学習できるわけではありません。そのため集中するときは集中し、休憩するときは休憩するといったメリハリをつけることが大切です。そうすることでダラダラと勉強をするのではなく、勉強効率もグッとアップしやすくなります。勉強時間が長ければいいのではなく、どれほど効率的に学習し知識を蓄えたかが重要なのです。もし自分で勉強方法などが分からない場合は、講師に相談するのも良いでしょう。
必ず塾ごとで自習室のルールが定められています。飲食禁止・私語禁止などだけでなく、利用時間や質疑応答の方法など様々なルールがあるため、それをしっかりと守ることが大切です。多くの方が利用する空間だからこそルール・マナーを守り、お互いが心地よく使える空間にしましょう。
小学生で自習室を利用するのは少しハードルが高いと感じるかもしれませんが、上手に活用することで学習効率が挙げられるといったメリットがあります。もちろん塾によっても自習室の雰囲気などは異なるので、まずは体験授業などを介して自習室についてもチェックしてみると良いでしょう。切磋琢磨しながら効率的に学習できる環境が整っている塾を選ぶことが大切です。